研究をひらく—『工科デザイン研究』第1号発刊
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デザイン学部教員の暮沢剛巳です。しばらく以前に、こちらのブログで「「工科デザイン研究」の創刊にむけて(http://blog.ds.teu.ac.jp/blog/2024/09/post-a190a2.html)」という記事を書く機会がありましたが、今回はその続編として、つい先日第1号が発刊された「工科デザイン研究」について紹介したいと思います。
前回も書きましたが、大学教員にはそれぞれ専門領域があり、それぞれの専門に関する論文を執筆することは研究の要というべき重要な活動です。従来、研究論文の発表はそれぞれの教員が所属する学会を拠点として行われてきたのですが、「工科デザイン研究」は東京工科大学デザイン学部をその新たな拠点とすることを目的に創刊されました。幅広い情報発信のために、「工科デザイン研究」はオンラインジャーナルという形態で、年1回のペースでの刊行を目指しています。
昨年創刊された創刊準備のための第0号と、先日発刊された第1号には、合計10本超の論文が掲載されています。いずれも専門的な内容を持つものですが、今回はこの中から第0号に掲載された「アイドル⽂化とファン⽂化の相互関係 ⽂化的循環とウェルビーイングへの影響」と、第1号に掲載された「所変わればヒト変わる」を紹介します。
「アイドル⽂化とファン⽂化の相互関係」は、このテーマについて研究を行っていた大学院デザイン研究科の大学院生が、指導教員との共著という形で執筆した論文です。このように、教員に限らず学生にも門戸を開いているのが「工科デザイン研究」の大きな特徴です(この大学院生は、論文の発表後も同じテーマの研究を継続し、今春無事に修了しました)。
「所変わればヒト変わる」はデザイン学部の客員教授を務めている永島譲二先生に特別に寄稿していただきました。軽妙な筆致で、論文というよりはエッセイという方がふさわしいですが、優れた内容の文章であれば形式にこだわらず積極的に掲載していきたいと考えています。
創刊してまだ日の浅い「工科デザイン研究」ですが、今後も優れた論文を掲載して、東京工科大学デザイン学部の研究力・発信力の強化に努めたいと思います。意欲ある学生のチャレンジも大いに期待しています。
工科デザイン研究



