スパコン「青嵐(せいらん)」が世界ランキングにランクインしました!
学部長の酒百宏一です。
今回は東京工科大学のスーパーコンピュータ「青嵐(せいらん)」が、世界中のスパコン性能を評価する3つの国際ランキングすべてにランクインしましたので、そのことをお伝えします。
本学に導入されたスーパーコンピュータ「青嵐(SEIRAN)」
今回が初の挑戦となった中で、次のような結果を収めました。
- TOP500(理論性能):世界第374位
- HPCG(実用性能):世界第83位
- HPL-MxP(AI時代の性能):世界第22位
この成果は、大学の研究基盤としても大きな一歩であり、デザイン学部においてもAIやデジタル表現などの展開に可能性を広げる環境がさらに強化されたことを意味します。
高校生のみなさんにとっては、「スパコンの性能ってどう評価するの?」と思うかもしれません。今回は以下の3つの視点から評価されました。
- TOP500:巨大な計算(連立一次方程式)をどれだけ速く解けるかを測定。スパコンの「理論的な最高スピード」に注目します。
- HPCG:科学技術やシミュレーションなど現実の計算処理に近い作業をこなす力を測定。「実際にどれくらい活躍できるか」を見る指標です。
- HPL-MxP:AI開発によく使われる混合精度計算に対応し、GPUを使ってどれだけ効率よく処理できるかを評価します。青嵐はこの分野で世界22位という非常に高い評価を受けました。
「青嵐」のような高性能スーパーコンピュータの活用により、これまで困難だった大規模なデータ処理や複雑な空間シミュレーションの可視化、あるいはAIによる高精度な画像生成や解析による創造支援など、より精緻かつ多層的なデザインの実践が可能になります。
デザイン学部では、今後ますますAIを活用したデジタルツイン・シミュレーション・生成系メディアなどとの関わりが深まり、創造のフィールドが拡張し続けていきます。視覚・情報・工業・空間それぞれのデザイン領域において、“想像から検証、そして実装へ”というデザインプロセスの質が飛躍的に高まることが期待されます。
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