フォント制作ワークショップ2024に参加しました!
こんにちは!視覚デザイン専攻3年の今田 夕夏です。
今年で3度目の開催となる、ダイナコムウェア株式会社と共同の『フォント制作ワークショップ』に参加しました!
フォントとは、コンピュータ上で利用できるデジタル化された文字(書体)のことを言い、ダイナコムウェアさんはこのフォントを制作している会社です。
ワークショップでは、フォントデザイナーの方にお越しいただき、講演やプレゼンのフィードバックをしていただきました。
ワークショップ初日の風景!初参加の学生も多く、皆ドキドキしています…
制作テーマは、これまでの回と共通して「詩、小説、ドラマなどをもとにイメージした『かな書体』の作成」です。
私は漫画家である田村由美先生の作品『ミステリと言う勿れ』をもとにフォントを制作しました。
紙で構成された文字、その名も「かみフォント」。まんまですね。
ミステリーでは定石の怪文書や、登場人物達の対面によるアナログ的な繋がりから紙をモチーフに。謎だけでなく人の心も解きほぐす要素を、紙が捲れて内側(心の内)が顔を出すようなデザインにして落とし込みました。
この捲れ文字という独創性に評価をいただき、有難いことに審査員賞を受賞することができました!紙ならではのデザインが実現でき、大変満足しています。
プレゼンテーション当日!コンセプトやこだわったポイントを伝えていきます
また、ワークショップ終了後は参加者と共同で、作成したフォントの作品集作りに取り組んでいます。
制作したフォント紹介や体験レポートなど、興味を持って貰えるよう見所たくさんの冊子を目指して絶賛執筆中です!
オープンキャンパスなどで閲覧できるので、機会があればご覧ください。
▼2年前の開催の様子
http://blog.ds.teu.ac.jp/blog/2022/10/post-2473b8.html
▼1年前の開催の様子。
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