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視覚伝達コース卒業研究〜初回プレゼンテーション〜

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こんにちは、視覚伝達デザインコース准教授の小田敬子です。

5月22日に視覚伝達コース4年生全体(約50名)の卒業研究の前期中間発表会を開催しました

学生が各自設定した研究テーマを、3分でプレゼンテーションを行いました。翌年の2月の研究発表展示までに、作品制作と4回のプレゼンテーションを展開していきます。

 

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[発表風景]

 

研究はゼミ形式で行なっています。教員ごとに配属された少人数の学生において研究を深めていきます。学生が主体となり、それぞれのテーマについて学生同士意見を述べあい、実験的な試みなどを活発に行います。

これまでの講義や演習の授業は、教員からの専門的な指導を通して修得していく形でしたが、ゼミ形式では、それぞれが培ってきた専門性を活かして、新しい発見や解釈をテーマとして位置付け、自らの研究を研ぎ澄ましていくことになります。

「もしも〜〜が〜〜だったら、もっと〜〜になるだろう」と、デザインを提案していく上での仮説をたて、調査や観察、検証を繰り返し、その本質的な課題の解像度を上げていきます。

最終的に出来上がっていく作品や企画提案はもちろん大切な成果ではありますが、繰り返し考え行動をし、そこに至るまでのプロセスがとても重要なものとなります。

 

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[ゼミの学生たちと研究の一コマ]

 

今回は初回プレゼンテーションということで、取り組みに対する期待値が重要となってきます。長期のプロジェクトを越えていけるだけの研究テーマに対する学生自身の熱量、社会の課題を解決していく役割、時代を捉えた感性。わずか3分のプレゼンテーションに、いかにわかりやすく、実現を望む共感を得られるか、届ける言葉は本質への道標となります。

 

 

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[発表風景] 

次回は約2ヶ月後に前期期末発表として2回目のプレゼンテーションとなります。「ワクワクを感じた何か・・・」の曖昧だった部分は、計画と実証実験によりさらなる期待値を上げてくれることを楽しみにしています。大学の授業は楽しい! 

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(C)2012 Tokyo University of Technology, School of Design.