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2024年6月

蒲田キャンパスのユーザビリティ向上プロジェクトが完成しました

こんにちは!

視覚伝達デザインコース4年尾崎悠耶、工業ものづくりデザインコース4年内田実咲です。今回は、東京工科大学蒲田キャンパスの事務局改修に伴うユーザビリティ向上プロジェクトについてご紹介します。このプロジェクトは、事務局エントランスを学生にとって使いやすい空間にすることを目指しています。

(前回までの様子はこちらhttp://blog.ds.teu.ac.jp/blog/2023/12/post-b9c28e.html

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アイデアスケッチの様子

 

私たちは、それぞれの専攻を活かした分野で提案を進めました。

視覚伝達・視覚情報デザインコースのメンバーは、事務局内の各課の認知度の差を埋めるためにシンボルを制作しました。コンセプトは「花を咲かせる」という言葉に基づき、花言葉に思いを込めた三つのサインを作成しました。さらに、カーペットのデザイン案を考案し、棚のコーナーを示すサインも作成しました。実際の場所で様々な検討を行いました。

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実際の場所で様々な検討を行います

 

工業ものづくり・空間演出デザインコースのメンバーは、明るい室内環境を作り、目的のコーナーまで辿り着きやすくすることを目指して、家具の選定や配置を検討しました。さらに、書類やチラシがすっきり見えるよう工夫しました。

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まとまりのなかった棚もスッキリ

先生からは、柱についているマークと床のデザインが合っていないと指摘を受け、その修正方法について夜遅くまで話し合いました。Zoomを使った話し合いが時間を忘れるくらい続くこともありました。その分、コンセプトやデザイン案について徹底的に議論し、全員が納得する提案を作り上げることができました。振り返ってみると、貴重な時間を過ごしました

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メンバーで作り上げる楽しさ

事務局の職員の皆さんに認めてもらうため、細かいサインまで制作するとプロジェクトの最初にお伝えしました。この行程が一番苦労しましたが、デザインについて詳しくない方に対して、変更したくない部分と変更しても良い部分を伝えるためのマニュアルも作成しました。

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統一したデザインにするため小さな箇所も提案


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蒲田キャンパスの事務局に来られる機会があれば、是非ご覧ください。

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香港高等教育科技學院との交流について

こんにちは。工業デザインコース教授の酒井正です。

香港にある香港高等教育科技學院より、先生と学生の皆さんが本学を見学に来てくれましたのでその様子をレポートします。

香港高等教育科技學院から工業デザインを専攻する総勢22名が研修旅行として東京の美術館や博物館、さまざまなデザインに関する場所を巡る予定で来日しました。その中で日本の大学を見学したいとの要望があり、蒲田キャンパスに来ていただくことになりました。


工業デザインコース3年生の専門演習第1クォーターの課題の提案が完成したところだったので、そのプレゼンテーションを学生7名が英語で行いました。その後香港高等教育科技學院の先生からは香港での授業の様子や大学の施設のことを紹介いただき、学生の代表からは自身の課題作品のプレゼンテーションも聴くことができました。

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本学の学生によるプレゼンテーション

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香港高等教育科技學院のSonny先生よるプレゼンテーション

 

お互いの活動の中での違いを興味深く拝見し、新しい発見がありました。また専攻する内容が似ていると国が違っても、日頃私たちが大学でおこなっていることと共通する部分が沢山あり、とても親近感が湧きました。90分ほどの短い時間ではありましたが、あっという間に学生同士は打ち解けて、思いがけないかたちで両校の学生達が交流できるよい機会となりました。

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スマホアプリを使ってプレゼンテーションボードを翻訳しながら交流しています

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最後に両校で記念の集合写真をとりました

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6月9日 オープンキャンパスが開催されます!

こんにちは! 視覚デザインコース講師の田邉雄一です。

6月9日(日)に開催されるデザイン学部のオープンキャンパスについてご案内いたします。

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学部紹介、3月の学生プレゼンテーションの様子

 

当日のメニューでは、デザイン学部の学部説明、入試説明のほか、教員による授業内容の紹介とともに、学生みずから取り組んだ課題のプレゼンテーションもご覧いただけます。

 

また11階のプレゼンテーションルームとデザインクリエイションルームでは、作品展示やデザイン学部が取り組んだ地域連携などのプロジェクト紹介するボードが展示されています。

 

さらに演習室普段授業で使われている現場の雰囲気を感じていただけます。課題作品をご覧いただきながらコース担当教員が在室しておりますので直接授業に関することをお話しいただけます。

 

またキャンパス内を案内する在学生も各所におりますので大学生活の様子なども気軽に聞くことができます。

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プレゼンテーションルームでの作品展示

 

午前と午後の2部に分かれておりますが、各回とも同様の内容です。

各回とも申し込み制となっておりますので、以下のURLよりお申し込みください!
同時にWebでのオンライン型バーチャルオープンキャンパスも開催していますので、こちらもご参加ください。

 

https://jyuken.teu.ac.jp/jyuken/index.html

教職員、学生スタッフ一同、お待ちしています!



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視覚伝達コース卒業研究〜初回プレゼンテーション〜

こんにちは、視覚伝達デザインコース准教授の小田敬子です。

5月22日に視覚伝達コース4年生全体(約50名)の卒業研究の前期中間発表会を開催しました

学生が各自設定した研究テーマを、3分でプレゼンテーションを行いました。翌年の2月の研究発表展示までに、作品制作と4回のプレゼンテーションを展開していきます。

 

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[発表風景]

 

研究はゼミ形式で行なっています。教員ごとに配属された少人数の学生において研究を深めていきます。学生が主体となり、それぞれのテーマについて学生同士意見を述べあい、実験的な試みなどを活発に行います。

これまでの講義や演習の授業は、教員からの専門的な指導を通して修得していく形でしたが、ゼミ形式では、それぞれが培ってきた専門性を活かして、新しい発見や解釈をテーマとして位置付け、自らの研究を研ぎ澄ましていくことになります。

「もしも〜〜が〜〜だったら、もっと〜〜になるだろう」と、デザインを提案していく上での仮説をたて、調査や観察、検証を繰り返し、その本質的な課題の解像度を上げていきます。

最終的に出来上がっていく作品や企画提案はもちろん大切な成果ではありますが、繰り返し考え行動をし、そこに至るまでのプロセスがとても重要なものとなります。

 

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[ゼミの学生たちと研究の一コマ]

 

今回は初回プレゼンテーションということで、取り組みに対する期待値が重要となってきます。長期のプロジェクトを越えていけるだけの研究テーマに対する学生自身の熱量、社会の課題を解決していく役割、時代を捉えた感性。わずか3分のプレゼンテーションに、いかにわかりやすく、実現を望む共感を得られるか、届ける言葉は本質への道標となります。

 

 

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[発表風景] 

次回は約2ヶ月後に前期期末発表として2回目のプレゼンテーションとなります。「ワクワクを感じた何か・・・」の曖昧だった部分は、計画と実証実験によりさらなる期待値を上げてくれることを楽しみにしています。大学の授業は楽しい! 

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