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2024年2月

卒業研究受賞者による公開プレゼンテーションを開催しました

こんにちは、工業デザインコース教授の酒井正です。
今回初めて開催した「卒業研究受賞者による公開プレゼンテーション」の様子を紹介します。

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たくさんの方々に来場いただけました

卒業制作展で展示されている作品は4年次の卒業研究という授業の中で、学生が自ら研究するデザインを決定し、担当の先生にアドバイスを受けながら制作を進めます。その最後には必ず発表会があり、制作した学生が作品を前にプレゼンテーションを行います。

私自身いつもこの発表会の時に、作品を観るだけでなくプレゼンテーションを聴くことでその研究に対する理解が深まり、作品をより魅力的にとらえることができていたので学内だけでなく、学外の方も含めた皆さんにこの様子を知ってほしいと思っていました。

そこで卒業制作展の最終日である2月4日(日)に開催をしました。

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作品の構想段階ではいろいろなことを調べます        完成した物だけではなくスケッチを重ねた様子がわかります

授業では4つのコースそれぞれで行っているプレゼンテーションですが、今回は優秀賞と奨励賞を受賞した8名の学生の卒業研究のプレゼンテーションを一般公開という形での開催です。学生は普段の授業での発表の様子とは違う雰囲気に少し緊張していた様子でしたが、さすが優秀賞、奨励賞を受賞した研究を進めた学生たちです。その研究テーマを選んだ理由や制作の背景、様々な苦労話も含めてとてもわかりやすいプレゼンテーションとなっていました。さらに各コースの先生からも作品の解説や評価したポイントなどのコメントがあり、作品を理解する情報の一つになっていました。

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コースの教員による作品解説もしました

当日はたくさんの方々のご来場があり「学生によるプレゼンテーションに触れることで、デザイン学部の教育と研究がどういうものなのか知ることができた。このような機会をこれからも増やしてほしい」という声をいただくことができました。

発表した学生は、普段とは違う人にプレゼンテーションしたことで様々な反応があり、貴重な意見をいただけたことをとても喜んでいました。

参加した教員にとっても所属以外のコースの学生のプレゼンテーションを聴くことができて新しい発見があり、とても良い機会となりました。

 

ご来場いただいた皆様、発表してくれた学生の皆様、開催にあたってご協力いただいた関係者の皆様、ありがとうございました。来年度以降も継続して開催したいと考えています。

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2023年度卒業制作展を終えて

こんにちは。卒業制作展学生委員長の視覚伝達デザインコース4年、岩田裕翔です。

第11回卒業制作展では昨年より多くの方にご来場いただき大変嬉しく思います。 私たち学生は4年間学んできたものを最大限発揮できた卒業制作展となりました。

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展示会場の様子

私たちは新型コロナウイルスにより、入学時から思うような大学生活が送れない日々が続きました。コツコツと1人で作業することが当たり前だった時から、段々と制限も減っていき、本来の大学生活をこの1年は特に送れたと思います。たくさんの人の視点や考え方に触れながら、新たな自分のデザインを見つけるきっかけにもなりました。また、卒業制作展の準備期間は学年全体が集まる良い機会になりました。今まで話すことがなかった人ともコミュニケーションを取りながら準備を進めることができ、友達の輪が広がり様々な人と繋がることができた準備期間だったと思います。

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映像作品のパネルや受付の様子

展示会場はそれぞれのデザインが持つ力に圧倒される素晴らしいものばかりでした。制作物の見せ方も周りの人とコミュニケーションを取りながら行う人が多く、学生全体が一丸となって展覧会を盛り上げていました。

学生としての時間は残り少ないですが、学生時代に学んだことや今回の展示会で生まれた繋がりを胸に、私たちは光輝く新たな扉を開いて行きたいと思います。

最後になりますが、卒業制作展に関わっていただいた方々に深くお礼申し上げます。ありがとうございました。

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