卒業研究受賞者による公開プレゼンテーションを開催しました
こんにちは、工業デザインコース教授の酒井正です。
今回初めて開催した「卒業研究受賞者による公開プレゼンテーション」の様子を紹介します。
たくさんの方々に来場いただけました
卒業制作展で展示されている作品は4年次の卒業研究という授業の中で、学生が自ら研究するデザインを決定し、担当の先生にアドバイスを受けながら制作を進めます。その最後には必ず発表会があり、制作した学生が作品を前にプレゼンテーションを行います。
私自身いつもこの発表会の時に、作品を観るだけでなくプレゼンテーションを聴くことでその研究に対する理解が深まり、作品をより魅力的にとらえることができていたので学内だけでなく、学外の方も含めた皆さんにこの様子を知ってほしいと思っていました。
そこで卒業制作展の最終日である2月4日(日)に開催をしました。
作品の構想段階ではいろいろなことを調べます 完成した物だけではなくスケッチを重ねた様子がわかります
授業では4つのコースそれぞれで行っているプレゼンテーションですが、今回は優秀賞と奨励賞を受賞した8名の学生の卒業研究のプレゼンテーションを一般公開という形での開催です。学生は普段の授業での発表の様子とは違う雰囲気に少し緊張していた様子でしたが、さすが優秀賞、奨励賞を受賞した研究を進めた学生たちです。その研究テーマを選んだ理由や制作の背景、様々な苦労話も含めてとてもわかりやすいプレゼンテーションとなっていました。さらに各コースの先生からも作品の解説や評価したポイントなどのコメントがあり、作品を理解する情報の一つになっていました。
コースの教員による作品解説もしました
当日はたくさんの方々のご来場があり「学生によるプレゼンテーションに触れることで、デザイン学部の教育と研究がどういうものなのか知ることができた。このような機会をこれからも増やしてほしい」という声をいただくことができました。
発表した学生は、普段とは違う人にプレゼンテーションしたことで様々な反応があり、貴重な意見をいただけたことをとても喜んでいました。
参加した教員にとっても所属以外のコースの学生のプレゼンテーションを聴くことができて新しい発見があり、とても良い機会となりました。
ご来場いただいた皆様、発表してくれた学生の皆様、開催にあたってご協力いただいた関係者の皆様、ありがとうございました。来年度以降も継続して開催したいと考えています。
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