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2024年1月

2023年度卒業制作展が開催されます

卒業制作展実行委員長をしております、 視覚デザインコース准教授の深澤健作です。
この度第11回目を迎えましたデザイン学部卒業制作展の様子について、速報でお伝えします。

さて、展覧会開催日程も近付き、学生たちは自分達の展示を皆さんに楽しんでいただくため、着々と展覧会の準備を進めてきました。

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教室を掃除して展示会場の準備をしています

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キャプションを制作している様子

作品タイトルを紹介するためのキャプションを作り、会場を案内するための掲示物や会場のマップ制作など、準備もできた様子です。

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搬入の様子

 

間も無く卒業制作展の開催となります。学生時代に制作した数多くの研究作品の1つではありますが、時間をかけて積み重ねてきた卒業研究の成果発表をゆっくりと楽しんで頂きたいと切に願っております。どうぞよろしくお願いいたします。

■東京工科大学 デザイン学部 卒業制作展:
2024年2月2日(金)〜2月4日(日)

東京工科大学 蒲田キャンパス3号館 15階/14階/11階(東京都大田区西蒲田5-23-22)
JR/東急電鉄「蒲田」駅より徒歩約2分
開館時間 10:00〜17:00/入場無料

https://www.teu.ac.jp/gakubu/design/sotsuten/index.html

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卒業研究各賞受賞者による公開プレゼンテーション開催のご案内

こんにちは、 情報デザインコース講師の井藤雄一です。

今回は卒業研究各賞受賞者による公開プレゼンテーション開催についてご案内いたします。

デザイン学部では2024年2月2日(金)〜2月4日(日)に2023年度デザイン学部卒業制作展を開催いたします。最終日となる2月4日(日)10:30より卒業研究各賞受賞者による公開プレゼンテーションを開催いたします。

本年度はデザイン学部の4コースで学生の卒業研究に対して優秀賞と奨励賞を各コースそれぞれ1名ずつ、合計8名に授与しました。その受賞者が一堂に集まり自身が制作した作品のプレゼンテーションを広く一般公開というかたちで開催いたします。

プレゼンテーションは全体で1時間程度を予定しておりまして、その後はゆっくり展示をご覧いただけます。また、受賞者には発表後に各展示場所で質疑応答できる時間を儲けています。学生のプレゼンテーションを学外の方が直接見ることできる機会は中々ありません。

会期中は教室など展覧会の形式となっておりまして普段とは少し異なりますが、学内の様子もご見学いただけます。

ぜひ皆様、お誘い合わせのうえご参加ください!

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以下、ご案内になります。

卒業研究各賞受賞者による公開プレゼンテーション

日時:2024年2月4日(日)10:30よりスタート
場所:東京工科大学蒲田キャンパス 3号館11階デザイン学部 PCルーム
<入場無料>
※余裕を持って会場を準備しておりますが、来場者多数の場合はご入場できない場合もございますのでご注意ください。

卒業研究受賞者

視覚伝達デザインコース
<優秀賞>村上彩音 <奨励賞>十和田あゆみ



視覚情報デザインコース
<優秀賞>伊藤麟太郎 <奨励賞>重田春奈



空間演出デザインコース
<優秀賞>永田裕梨 <奨励賞>齊藤蓮


工業ものづくりデザインコース
<優秀賞>鹿取慎太郎 <奨励賞>小林京太郎

https://www.teu.ac.jp/gakubu/design/sotsuten/index.html

 

■東京工科大学 デザイン学部 卒業制作展:
2024年2月2日(金)〜2月4日(日)

東京工科大学 蒲田キャンパス3号館 15階/14階/11階(東京都大田区西蒲田5-23-22)
JR/東急電鉄「蒲田」駅より徒歩約2分
開館時間 10:00〜17:00/入場無料

 

■これまでの受賞者のアーカイブサイトもございます。
以下のURLよりご高覧ください。
https://tutsotsuten.jp/

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『子どもの自己肯定感を高めるワークショップ』を催してきました!

こんにちは! 視覚デザイン専攻 4年の龍翔也果です。

今回は私の卒業研究に関わる『子どもの自己肯定感を高めるワークショップ』を2023年12月20日に神奈川県横浜市の汐見台小学校5年1組で実施してきましたので紹介します。

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ワークショップの風景

私は情報デザインの手法を取り入れた小学生でもわかる自己肯定感を高めるワークショップを研究しています。 自己肯定感が低下しやすくなるとされる10歳前後の小学生を対象にして、自己肯定感を高める考え方をワークショップを通して理解してもらうことを目的としています。

まずは、幸せとは何かを子どもたちに問いかけました。子どもたちからは、「ご飯が食べられること」「友達や家族といられること」「やりたいことをやれること」など、たくさんの意見が挙がりました。それらをハピネスとウェルビーイングに分けました。ハピネスとはその時々、瞬間の幸せのことで、ウェルビーイングとは肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることを言います。ウェルビーイングであることで自己肯定感を高めることができると言われています。そのために大事にしてほしい4つの考え方「やってみよう」「なんとかなる」「ありがとう」「ありのままに」を紹介しました。

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黒板を使いウェルビーイングについて説明をする

その後、ウェルビーイングの考え方を深めるために私が制作したアニメーション『いつのまにかヒーロー』を視聴しました。このアニメーションは、どこにでもいそうな4人の小学生が、それぞれ自分の好きなことや得意なことでいつのまにか誰かのヒーローになっているという話です。このストーリーをもとに自分やクラスメイトがどんなヒーローになれるのかを考え、1人1つのヒーローを想像して、絵に描いてみんなで共有しました。「やってみよう」「なんとかなる」「ありがとう」「ありのままに」の考え方を自分のこととして捉えることでウェルビーイングな状態をイメージすることができます。

子どもたちからの振り返りでは「それぞれが個性のある一人一人の輝くヒーローだということがわかった」、「ヒーローは自分が自覚していなくても他の人が嬉しい気持ちになれることがあるとわかった」など各自が個性的で輝くヒーローであることに気付き、他者に喜びをもたらす可能性を理解し、自己肯定感の上昇が感じられるような感想が多く寄せられました。

子どもたちはこのワークショップを通して、私の伝えたい目的以上のたくさんのことを吸収してくれたと感じています。自分が「伝えたい」「解決したい」という気持ちで一年かけて制作した作品が、目の前で子どもたちに届くという体験はとても貴重でした!

最後になりますが、このワークショップに参加してくれた5年1組の児童たち、そして担任の先生に心から感謝いたします。

なお、卒業制作展ではこのワークショップに関する展示を行います。皆さまのご高覧を心よりお待ちしております。

 

■東京工科大学 デザイン学部 卒業制作展:
2024年2月2日(金)〜2月4日(日)
東京工科大学 蒲田キャンパス3号館 15階/14階/11階(東京都大田区西蒲田5-23-22)
JR/東急電鉄「蒲田」駅より徒歩約2分
開館時間 10:00〜17:00/入場無料
https://www.teu.ac.jp/gakubu/design/sotsuten/index.html

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2023年度卒業制作展メインヴィジュアル制作について

こんにちは、デザイン学部 視覚デザイン専攻4年の村上彩音です。

2023年度デザイン学部卒業制作展のメインビジュアルを担当させていただきました。メインビジュアルのコンセプトは「共鳴する光」です。私たちの年代はコロナ禍から始まり、先行きの見えない不安を抱えながらもお互いが持つ力や作品に影響を受け合いながら進んできました。この年代だからこそ生みだされる今までにない光があります。やっと多くの方にお見せできる卒業制作という機会。個々の光が繋がり合い、新たな光がここで解き放たれます。と掲げています。

コンセプトに辿り着いた理由は、同級生の人柄を知っていくよりも先に、「この作品を作った、あの人だ。」というような第一印象が「作品」からという今までにない人との繋がりを感じたことがきっかけです。私の中で自然と「この作品を作った人と話してみたいな、この人のように良い作品を作りたい。」というような、それぞれの持つ力に影響され、デザインのスキルを磨いていくことができたと感じています。

先日、卒業研究発表の総評では「この代はコロナ禍から始まったこともあり、心配する部分もあったが今までで一番、卒業制作のために大学に足を運び、作業をしている人が多かった。」というお話しをされていました。私自身もゼミの先生やゼミの仲間、大学の友達。多くの人の意見をいただけたことで満足できるデザインを作り上げることができました。お互いが影響し合い、支え合い、新しい光を生み出す。このような想いをメインビジュアルの造形に落としこみました。

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ポスターの刷り上がりを確認している様子

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DMを手に取って光の反射の確認

ポスター・DMには実際に光を感じてもらえるような特殊な加工を施しています。どの部分にどのようなデザインで光を表現するのか先生方と吟味しました。ぜひ手に取って、新たな光を探してみてください!

まもなく、卒業制作展が開催されます。是非、足を運んでみてください。

 

■東京工科大学 デザイン学部 卒業制作展:
2024年2月2日(金)〜2月4日(日)
東京工科大学 蒲田キャンパス3号館 15階/14階/11階(東京都大田区西蒲田5-23-22)
JR/東急電鉄「蒲田」駅より徒歩約2分
開館時間 10:00〜17:00/入場無料
https://www.teu.ac.jp/gakubu/design/sotsuten/index.html

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エコプロダクツ展2023に出展しました

こんにちは、工業ものづくりデザインコース講師の田崎咲絵です。

 

先日、東京ビッグサイトで行われたエコプロダクツ展2023に、工業ものづくりデザインコースの学生(学部3年次)3名と出展しました。

 

今回の展示は、JIDA(公益社団法人 日本インダストリアルデザイン協会)の東日本ブロックエコデザイン研究会が主催する、「NEXT ECO DESIGN 2023」というテーマにより開催されたデザインワークショップの成果披露となります。

関東のデザイン系の学校から学生が集まり、JIDAに所属する現役のデザイナーの指導のもとエコデザインを学び、他校の学生との交流や作品発表などを通じて多くの経験を得ることができる活動です。

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会場風景

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3名の学生による出展作品

 

今回出展した3名の学生に、自身の出展作品の概要と感想を聞くことができましたので紹介します。

 

中村さん(作品:写真左)

工業ものづくりデザインコースの中村隆馬です。私は今回、麻の繊維を使用したフードボウルを制作しました。エコとは何か、自分たちにできることは何かを学べる良い機会でした。今までとは異なる視点からデザインを見られるようになりました。これからの制作活動に活かしていきたいです。

 

内田さん(作品:写真中央)

工業ものづくりデザインコースの内田実咲です。私は今回、大人も子供も使える椅子を制作しました。今回参加できたことでエコとは何か、デザイナーとしてどのようにアプローチができるのかを学ぶことができました。自分に足りないところが実感できた3日間だったので、今後はもっと成長していきたいです!



浦田さん(作品:写真右)

工業ものづくりデザインコースの浦田朱理です。私は「お!ちょこ」という、カカオハスクをアップサイクルしたお猪口のバレンタインギフトを考案しました。箱の形状をカカオ豆っぽくしたのですが、展開図を考えるのが大変でした。今後もエコの視点を取り入れ、楽しく使って環境に配慮できるようなプロダクトを制作していきたいです。



前回までの様子は以下リンクよりご覧になれます。今回の様子は準備が整い次第掲載予定です。

http://marucan.jp/

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