銭湯でのプロジェクションマッピングで観光コンテンツをデザイン
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こんにちは、デザイン学部長の酒百宏一です。
今回も10月に引き続き、観光庁による観光コンテンツ事業で株式会社日本旅行とデザイン学部の連携で進めている「銭湯×観光デザインプロジェクト」を紹介します。すでに11月25日、26日に最初のツアーが実施され、学生たちが取り組んだプロジェクションマッピングは、ツアー客に大変喜ばれ、足湯につかりながら普段では味わえない銭湯体験を魅力的に演出しました。
銭湯空間内全体を使ったプロジェクションマッピングのようす
ツアー客が銭湯に到着してから帰るまでのおよそ1時間の間にどのような体験をして帰ってもらうか、映像だけではなく、入り口の暖簾のデザインから、持ち帰ってもらう手ぬぐいのデザイン、さらにはお客さんとのふれ合いやもてなしに至るまで学生たちは議論を重ね、また途中や最終の段階で会場となる銭湯経営者やツアー全体を取り仕切る日本旅行担当者との綿密な確認を取りながら検討し、プログラムとして完成させ、毎回の実施を行いました。
ツアー客をもてなす学生たち
学生たちの制作は、普段の授業時間が終わった後のわずかな時間を利用して集まり、役割を分担してここまで着実に進めてきました。指導する教員からは、学生が目の色を変えて集中している様子や、期待以上のものを常に見せてくれているなど、いつも授業で接している教員も目を見張るほど、学生がひたむきに取り組んでいるということを聞いていました。
12月16日、17日にも同様のプロジェクションマッピングを実施します。前回実施での改良を施し、再び取り組みます。
足湯につかりながら鑑賞を楽しむツアー客
ここまでの道のりは決して平坦ではなかったと思いますが、教員含め学生たちみんなとこの事業に取り組み、大田区の地域資源である銭湯をデザインの力で魅力ある観光コンテンツに仕上げたことは、今後の学びとしても貴重な経験になったと思います。またデザイン学部としても実学としての新しい取り組みとして貴重な実績となったと思っています。これからもデザインの専門知を社会とのつながりのなかで実践し、地域貢献や人材育成につなげていきたいと考えています。






