蒲田キャンパスのユーザビリティ向上プロジェクトを進めています
こんにちは、工業ものづくりデザインコース講師の田崎咲絵です。
今回ご紹介するのは、デザイン学部の3年生を中心に進めている、今年の8月に改装された大学事務局をもっと使いやすくしよう!というプロジェクトです。
大学事務局には、学生がよく使う学務課や業務課、就職活動の支援をするキャリアサポートセンター等があります。
その中で、現状の使われ方を観察したり、ヒアリングしながら、どうすれば窓口までわかりやすく誘導できるか?どんな掲示物が必要?もっと居心地良くするためには?といったことを、4つのコースの学生がミックスされた3つのグループに分かれて考察しました。
ワークショップで様々な意見をだしている様子
各グループからは、様々な視点での提案がありました。
雰囲気を良くするために、植栽を置いたり、音楽を流したり、壁面全体に大きくグラフィックを施す案や、木を使って温かみのある空間を作る案など。
また誘導サインでは、床に描かれた絵が窓口まで繋がることで誘導するものや、それぞれの場所がわかりやすくなるような卓上サインの提案などがありました。動画を用いたり、モックアップ(実際の大きさで検討するモデル)で見せたりと、様々な形で工夫しながら事務局の方々にプレゼンテーションを行いました。
プレゼンテーションの様子
事務局の方々からは「とてもよく調査され、気がついていなかった問題点や、学生ならではの面白いアイデアが出てきた」といったご意見をいただくことができました。
今後は学生の提案をもとにしたデザインで実際に施工していきます。学生の提案が形になった事務局をここで紹介していく予定ですので、ぜひご覧ください。
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