産学連携「銭湯×観光デザインプロジェクト」
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こんにちは、デザイン学部長の酒百宏一です。
現在デザイン学部では数々の産学連携プロジェクトが課外活動として進行しています。
今回はそのうちの一つで観光庁による観光コンテンツ事業として株式会社日本旅行とデザイン学部の連携で進めている「銭湯×観光デザインプロジェクト」を紹介します。
デザイン学部には24名の多様な専門性を持った教員が日頃学生への教育にあたっています。こうした外部からの企業や自治体からの連携によるデザインプロジェクトについては取り組むべき内容により、その専門性の高い教員を中心にコースを横断してチームを編成し、学生も学年やコースの所属を越えて参画します。
改正湯(東京都大田区西蒲田)
今回のプロジェクトにおいては、昭和4年創業の改正湯(東京都大田区西蒲田)という銭湯内にプロジェクションマッピングを行うことから、空間デザインコースの田村吾郎准教授を中心に教員6名と学生30名ほどが、インバウンドによる外国人観光客に対して、銭湯でのプロジェクションマッピングを通して大田区で体験する日本の日常をもてなすデザインを提案します。
銭湯内でのリサーチのようす
このような産学等連携した取り組みをデザイン学部では、共創型のデザインプロジェクトとして実施し、実学としての実践的な学びと同時に大学としての社会貢献を果たしていきますので今後の活動に期待してください。
また現在デザイン学部で進行している主なプロジェクトは以下の通りです。
・ダイハツ工業株式会社と株式会社TOM’Sとの2050年の未来社会におけるモビリティデザインについてのワークショップ
・ダイナコムウェア株式会社とのフォント開発ワークショップ
・大田区産業振興協会と大田区中小企業とのWeb制作支援
・本学蒲田キャンパス大学事務局入口エリアのユーザビリティ向上プロジェクト
そして2024年からのカリキュラムでは、このような産学連携プロジェクトを授業として実施していくことも考えています。