産学連携のワークショップを開催しました。
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工業ものづくりデザインコース 教授の酒井正です。
6月10日(土曜日)11日(日曜日)2日間の日程で、デザイン学部のプレゼンルームを使用して「⼤学⽣による《新⾞勝⼿に評価→未来社会の予測→モビリティの再定義》」というテーマのワークショップを開催しました。
ダイハツ工業株式会社と株式会社TOM`Sとの合同プロジェクトで、東京工科大学と慶應義塾大学、早稲田大学、千葉大学の4つの大学から22名の学生が参加しました。
当日はトヨタのセンチュリー、GR86、ダイハツのムーヴキャンバス、ハイゼットトラックという方向性の大きく異なる4台の車両を大学構内に展示しました。車両開発担当者やデザイナーのレクチャーの後、実車に触れながらリサーチを行い現代のモビリティの価値を検証しました。その後はグループに分かれ、2050年の未来社会がどうなっているのかディスカッションをしながら予測して、1日目の最後にプレゼンテーションを行いました。
大学構内に4台の実車を展示(左からセンチュリー・GR86・ムーヴキャンバス・ハイゼットトラック)
2日目は前日に発表した未来社会においてのモビリティの役割、あり方を考えました。ダイハツデザインチームスタッフからの様々なアドバイスをいただきながら、学生たちは27年後に50歳近くになる自分の姿を想像し、そこではどんなモビリティと関わりながら生活をしているのか、具体的なイメージとしてアウトプットに向けたデザインワークを行いました。
学生とプロのデザイナーがディスカッションしながら進めた
2日間の最後に各グループが2050年の未来社会におけるモビリィティをプレゼンテーションしました。2023年のモビリティに対する価値観からは想像もできないような提案が数多くあり、参加した学生のみならず、プロのデザイナー、教員にとっても非常に刺激的なワークショップとなりました。
チームごとのプレゼンテーション
今後も引き続き活動を行い、外部に向けて展示の場所を設け、発表につなげる予定となっています。詳細が決まり次第このブログにてお知らせする予定です。