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2023年6月

産学連携のワークショップを開催しました。

工業ものづくりデザインコース 教授の酒井正です。 

6月10日(土曜日)11日(日曜日)2日間の日程で、デザイン学部のプレゼンルームを使用して「⼤学⽣による《新⾞勝⼿に評価→未来社会の予測→モビリティの再定義》」というテーマのワークショップを開催しました。 

ダイハツ工業株式会社と株式会社TOM`Sとの合同プロジェクトで、東京工科大学と慶義塾大学、早稲田大学、千葉大学の4つの大学から22名の学生が参加しました。 

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ワークショップ全体の説明 

当日はトヨタのセンチュリー、GR86、ダイハツのムーヴキャンバス、ハイゼットトラックという方向性の大きく異なる4台の車両を大学構内に展示しました。車両開発担当者やデザイナーのレクチャーの後、実車に触れながらリサーチを行い現代のモビリティの価値を検証しました。その後はグループに分かれ、2050年の未来社会がどうなっているのかディスカッションをしながら予測して、1日目の最後にプレゼンテーションを行いました。 

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大学構内に4台の実車を展示(左からセンチュリー・GR86ムーヴキャンバス・ハイゼットトラック) 

2日目は前日に発表した未来社会においてのモビリティの役割、あり方を考えました。ダイハツデザインチームスタッフからの様々なアドバイスをいただきながら、学生たちは27年後に50歳近くになる自分の姿を想像し、そこではどんなモビリティと関わりながら生活をしているのか、具体的なイメージとしてアウトプットに向けたデザインワークを行いました

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学生とプロのデザイナーがディスカッションしながら進めた 

2日間の最後に各グループが2050年の未来社会におけるモビリィティをプレゼンテーションしました。2023年のモビリティに対する価値観からは想像もできないような提案が数多くあり、参加した学生のみならず、プロのデザイナー、教員にとっても非常に刺激的なワークショップとなりました。 

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チームごとプレゼンテーション 

今後も引き続き活動を行い、外部に向けて展示の場所を設け、発表につなげる予定となっています。詳細が決まり次第このブログにてお知らせする予定です。 

 

 

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特別講義・公開講座「NHK電子音楽スタジオの遺産 〜過去の遺産は、実は、未来への扉なのかもしれない〜」(6/11開催)のお知らせ

視覚情報デザインコース 教授の松村誠一郎です。

6月11日(日曜日)に蒲田キャンパスで開催される、サウンドを対象とした公開講座についてご紹介します。

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NHK電子音楽室(内幸町)1955〜1968年 ©音の始源をもとめて

令和のこの時代に「NHK電子音楽スタジオ」と聞いてもピンと来ないかもしれません。NHK電子音楽スタジオは1999年に閉鎖されましたが、設立された1954年当時は、西ドイツ、フランス、イギリス、イタリア、アメリカなどの放送局で、当時の最先端テクノロジーを使って新しい音楽を作ろうという気運がありました。

NHK電子音楽スタジオにおいても、名だたる現代音楽の作曲家達とテクノロジーに精通したエンジニア達がタッグを組んで数々の電子音楽が生み出されました。それらはそれまでの「音楽」の概念を覆すほどのインパクトで世界中のファンに迎え入れられました。

2025年に万博が大阪で開催される予定ですが、実は1970年の大阪万博にNHK電子音楽スタジオで作られた音楽が披露されていました。

そんな楽曲の一部を本学蒲田キャンパス3号館の地下にある大規模なホールで、特別講師の解説付きで視聴するチャンスが、この公開講座です。本学ホームページ(下記詳細URLリンクより)から申し込むことにより、学外の方も聴講いただくことがことができます。3年生対象の学部授業「サウンドデザイン論」の特別講義を兼ねているので、当日は履修している学生達170名も聴講予定です。本学部の学生達と一緒に「古くて新しい音」の旅を体験してみてください。

詳細はこちらです。

https://www.teu.ac.jp/gakubu/design/kokai_koza2.html

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