ライフスタイルに寄り添うデザインの実践
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こんにちは! 工業ものづくりデザインコース助教の高澤恭子です。
今回は普段の授業や学生参加のイベントではなく私自身のデザイン制作研究の様子を紹介します。
私は人の生活をより豊かにするものづくりの実践として、ジュエリー、インテリアを中心にライフスタイルに寄り添ったデザインと実制作をKYOKO TSUDAというブランド運営を通して活動しています。
素材や分野の枠にとらわれず、デザインの新たな発見や可能性を見出すことを念頭に、主にジュエリーや陶を使ったオブジェクト制作などを行っています。
デザインとアートとクラフトの間、量産と工芸品の間など、境界を超えたり混ぜたりすることで新しくて見たことのないものを産み出すことができると考えています。
昨年は、CIBONE(シボネ)表参道にて制作したジュエリーや陶器の展示を行ないました。
シボネが掲げている「New Antiques, New Classics」という理念は、未来のアンティークになるような長く使いたくなるもの、これからクラシックになっていくような強さのあるものに注目し、「ものとつきあう」ことを提案しています。
ものづくりと環境問題が問われている昨今、未来に対して長く使えるものづくりはどの分野でも必要不可欠です。実際のものの強度だけでなく、受け継がれるために魅力あるデザインを産むことが今あるデザイナーの使命だと思い制作研究を続けてまいります。
昨年CIBONE表参道にて行われた展示のHP(現在は終了しています)
https://www.cibone.com/news_exhibition/6840/
2023年3月29日(水)から4月18日(火)まで、同じくCIBONE表参道にて展示を行う予定です。