関心はあるけど一歩踏み出せないでいる貴方へ
デザインに関心はあるけど、美術は苦手だという方がいらっしゃいますが、東京工科大学デザイン学部には実技試験はありません。それはデザインを学ぶにあたっては、卓越した画力が必須なものだとは考えていないからです。もちろん、手描きの描写力は制作にあたって役立つスキルのーつであり、デジタルスキルを用いるうえでも基礎になるものではありますが、デザインの制作にとって、より重要なことは、社会や生活の中にある問題を見つけて改善しようという意欲と発想、そしてそれを形にする力だと考えているからです。
造形や描画の基本は入学後に初歩からでも学べるカリキュラムになっています。積極的に学ぼうという意欲と基礎的な学修習慣をもって、世の中の様々な問題をデザインの力で解決しようという気持ちのある人をこそ歓迎しています。センスを磨き、すぐれた発想力を身につけることで、貴方のデザインを社会に提案してみませんか?
本学部では「デザイン」とは、世の中にあるさまざまな問題―もっとこうしたほうが良いと思うコトやモノを見出して、その解決策を案出し、試作し、実現可能な形で提案することと考え、卒業した後に社会に役立つ発想・提案ができる人材を育むために以下の内容を用意しています。
①初歩から学べるデザイン
本学部では入学してから1年次の感性演習「描く」「つくる」、「色彩学」で、1からしっかり学んで、制作に展開できるカリキュラムとなっています。
②優れた発想に展開する「感性」と制作に必要な「スキル」を修得
柔軟で斬新な発想につながる皆さんの「感性」を育む内容となっていますし、1年次からデザイン制作に必須なPCスキルが基礎から学べます。
③「視覚デザイン」「工業デザイン」の二つの専攻
2専攻で入学し、3年次から専攻内の二つのコース(視覚伝達コース・視覚情報コース、空間演出デザインコース・工業ものづくりデザインコース)のいずれかを選んでより専門的な内容を学びます。
④これからの社会の求めに応えるデザイン
演習では、常に社会と関連した課題を通じて、サステナブル(未来に抜けて持続が可能な)社会の生活に役立つ実践的なデザイン制作を学修します。
⑤大学で学んだ成果を社会で活かすための就職指導
学部には就職指導を専門とする教員がいて、就職活動に必要な事柄が学べるプログラムだけではなく、デザインの力で社会に貢献できるような職に就けるように、卒業制作指導の教員が、一人一人の学生と向き合って就職支援を行い、毎年90%以上の就職率となっています。
(デザイン学部 黒川修一)
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