研究をひらく—『工科デザイン研究』第1号発刊

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デザイン学部教員の暮沢剛巳です。しばらく以前に、こちらのブログで「「工科デザイン研究」の創刊にむけて(http://blog.ds.teu.ac.jp/blog/2024/09/post-a190a2.html)」という記事を書く機会がありましたが、今回はその続編として、つい先日第1号が発刊された「工科デザイン研究」について紹介したいと思います。   前回も書きましたが、大学教員にはそれぞれ専門領域があり、それぞれの専門に関する論文を執筆することは研究の要というべき重要な活動です。従来、研究論文の発表はそれぞれの教員が所属する学会を拠点として行われてきたのですが、「工科デザイン研究」は東京工科...

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アルファイサル大学イノベーションセンター(サウジアラビア王国)とのMOUを締結しました

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空間デザインコース准教授の田村吾郎です。 2026年1月、サウジアラビアのアルファイサル大学イノベーションセンターと、宇宙・AI・デジタルツイン分野における人材交流、共同研究、人材育成、ならびに研究成果の社会実装を一体的に推進することを目的としたMOU(覚書)を締結しました。 1月11日にリヤド市にて開催された「日・サウジ閣僚投資フォーラム」では、田村が赤澤亮正経済産業大臣、サウジアラビアのアル=ファーレフ投資大臣らとともに調印セレモニーに登壇し、調印の披露を行いました。 また、同日にアルファイサル大学とMOUを締結した日本の宇宙ベンチャー企業である株式会社スペースデータとも連携し、教育・研究...

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2025年度 卒業研究の紹介(工業デザインコース)

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こんにちは。工業デザインコース4年の國米悠吾です。 本記事では、私の卒業研究「MOON SKIPPER」のコンセプトや制作プロセスを紹介します。 「MOON SKIPPER」の3Dレンダリング画像   「MOON SKIPPER」は、近未来の月面での人間の生活をより楽しくするためのモビリティのデザインコンセプトです。   近年、NASAのアルテミス計画やSpaceXの火星移民計画をはじめ、月面での長期滞在・商業利用への機運が高まっています。   現在研究されている月面向けモビリティの多くは、「実現可能かどうか」といった技術的アプローチが中心となっており、「楽しく使えるか」といったユーザー体験...

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2025年度 卒業研究の紹介(空間デザインコース)

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空間デザインコース4年の小久保宇多です。 今回は、卒業研究「ASOBIco」を通して考え続けたことや、そこから得た気づきをお伝えします。私は「子どもが自然と外遊びをしたくなる空間」をテーマに研究しました。 展示写真 きっかけは、私自身が子どもの頃、時間を忘れて外で遊んでいた経験です。 夢中になれる場所が身近にあったからこそ、豊かな時間を過ごせたのだと感じています。 この体験があるからこそ、外遊びの減少を他人事ではなく、自分自身のこととして捉えることができました。 そして、子どもがどんな気持ちでこの空間を使いたいと思うのかを想像しながら、デザインに向き合いました。   研究では実際に街を歩き、...

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2025年度 卒業研究の紹介(情報デザインコース)

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こんにちは!情報デザインコース4年の上野崇太です。 私の卒業研究は「層光 layered light」です。 作品全体写真   私は都市の夜にある人工光を撮影し、それらを何層にも合成した写真を制作しました。   私たちが何気なく目にしている夜景は、無数の光でできています。私はその光そのものに強く惹かれ、研究を始めました。   しかし夜景は明暗差が大きく、目で見た印象をそのまま写すのは簡単ではありません。 そこで私は、光の魅力を抽出し、再構成する方法を選びました。 展示写真:都市コラージュ  展示写真:一枚が生み出すテクスチャー   これらの写真は、いくつもの現実の光が重なっ...

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